介護サービスとは

介護サービスとは、支援や介護を求める方が利用できるもの。とはいえ、支援や介護が本当に必要かどうかは、要介護認定を受けるための自宅訪問や介護認定審査会を経て認められます。

要支援・要介護とされた方は、策定されたケアプランに基づいて、介護サービスを受けられるようになります。

介護サービスは自宅で受ける「居宅サービス」、施設へ出向いて受ける「施設サービス」、状況に合わせて居宅サービスと施設サービスを使い分ける「地域密着型サービス」の3つに分類されます。

1.介護サービスのケアプランと介護計画について

ケアプランは、ケアマネージャーと相談の上決定するものです。介護保険を利用するものですので、「だれでも・好きなだけ」というわけにはいきません。まずケアマネージャーと面談し、要支援・要介護者の困りごと・問題点とその解消法(ケアプラン)について話し合います。この際、ご家族がどれだけ介護に協力できるのかといった点も考慮されます。

ケアの目的や方向性が決められたケアプランをもとにし、要介護者が契約した介護サービス事業者が介護の内容をより具体的に示すものが介護計画(計画書)です。この計画書には、サービスの提供方法(利用者に合わせた業務マニュアルのようなもの)が記されています。

2.介護サービスを利用する際の自己負担

介護保険を用いた介護サービスでは、利用者本人が負担するお金「自己負担額」が必要で、通常1割と定められています。
この自己負担額1割も、サービスを活用すればするほど毎月の支払いは高額となりますので、利用する介護サービスも「使えるだけ」ではなく「支払える範囲内で」と考える必要があります。

また、中には2割負担とされる方もいらっしゃいます。
・単身で介護サービス利用者本人の年金収入が280万円を越える
・ふたり以上の世帯で、世帯収入が346万円を越える

年金のほかに収入がある、ないしは夫と妻の年金収入に大きな開きがあるなど個々人により収入の条件はさまざまですので、ケアマネージャーによく相談する・厚生労働省が発行しているパンフレット(最新版)をよく読むなど、しっかりと確認をしましょう。

3.介護サービス情報公表システムについて

介護サービス事業所は、都道府県知事に指定されなければなりません。提供するサービスや施設規模により、人員配置や施設設備といった基準を満たす必要があるからです。

ケアマネージャーに相談すれば、適切な介護サービス事業者を紹介してくれますが、事前にご自身でどのような事業者があるのか、どのようなサービスが受けられるのかを知りたいとき利用して頂きたいのが「介護サービス情報公開システム」です(介護事業所・生活関連情報検索/介護サービス情報公開システム│厚生労働省)。

また、介護の相談の窓口となる地域包括支援センターなどを市町村が公開している場合も、この介護サービス情報公開システムに登録されています。

まとめ

介護サービスとは、要支援・要介護と認定された方が介護保険を用いて利用できるものです。介護サービスについては、以下の4つを特に理解しておきましょう。

  1. 介護サービスとは、個々人の状態に合わせたケアプランに基づいて利用できるもの
  2. ケアプランは問題点の解消法についての基本的な計画。介護計画は、介護サービス事業者がサービス提供方法を明示するもの
  3. 介護サービスを利用するとき、自己負担額が必要。概ねの場合で1割を負担する
  4. 介護サービス事業者のことを事前に知りたいときは、「介護サービス情報公開システム」で検索してみる