社会福祉協議会(社協)とは

社会福祉協議会とは、住民の福祉の問題を解消するため、福祉・保険・医療・教育など関係する機関と連携し多様な活動をしている非営利組織。

社会福祉法で定められた団体で、市区町村社会福祉協議会と都道府県社会福祉協議会とに分かれ、担う役割が異なります。

取り扱うエリアや分野が少し異なるだけで、地域の福祉の問題に寄り添う組織であることは同じです。各種社会資源ネットワークをもっていますので、福祉問題全般の相談については、まず社会福祉協議会へ電話することをおすすめします。

1.社会福祉協議会の役割

市区町村社会福祉協議会は地元の問題に直接触れる場で、福祉に関する質問への対応や、地域特性に合わせた福祉セミナーなどの開催も取り扱います。

都道府県社会福祉協議会は福祉サービスに関する質問や苦情の受け付け、福祉サービスの第三者評価事業、認知症などによって判断能力に不安を抱える方に対する「日常生活自立支援事業」などを行っています。

災害時に募集されるボランティアに関しても、ボランティアセンター(通称;ボラセン)の立ち上げをし、マッチングを行うのが社会福祉協議会です。ボランティア保険への加入仲介も行っていますので、ボランティアに出向く前にご自分のお住まいの地域にある社会福祉協議会で保険への加入をしてください。

2.社会福祉協議会の取り扱うボランティア保険

社会福祉協議会の取り扱うボランティア保険は、一般の損害保険会社では取り扱っていません。

ボランティアに出向く前に、地元の社会福祉協議会で加入するのが望ましいことです。大規模災害特例適用されれば被災地でも加入はできますが、現地では混乱が予想されますので、まず地元の社会福祉協議会への問い合わせをします。

社会福祉協議会の取り扱うボランティア保険は、

  • 自発的な意志で社会に貢献する活動
  • 無償活動
  • 自身が所属するボランティア団体での活動
  • 非営利NPO法人の活動
  • 社会福祉協議会に届け出た活動

において有効です。
保険料は300円~1,400円程度(プランにより補償内容が異なる)で、保険の期間は1年間です。基本的に4月1日0時から翌年3月31日24時までがその期間ですが、途中加入も可能です。

3.社会福祉協議会による貸付事業

介護受けている方・介護を行っている方が、経済的困難に直面することは決して珍しいことではありません。そのような場合は、社会福祉協議会へ相談してみてください。低所得者・高齢者・障がい者を経済の面で支えるための貸付制度があり、その制度を利用すると地域の民生委員が生活相談にのってくれるというものです。

主な対象者は、

  • 低所得世帯(市町村民税非課税程度)
  • 障がい者のいる世帯(身体障害者手帳や療育手帳、精神障害者保健福祉手帳交付を受けた方のいる世帯)
  • 高齢者世帯(65歳以上で、日常生活において療養や介護を要する方)

です。

また、これらに該当しなくても、

  • 緊急小口資金(突然の解雇や火災、盗難など予想できなかったことにより生活が一時的に困難になった方)

への貸付も行っています。

※この制度の利用には審査がありますので、必ず貸付を受けられるわけではありません。

まとめ

社会福祉協議会(社協)とは、地域の福祉のサポートをしている組織です。社会福祉協議会については、以下の4つを特に理解しておきましょう。

  1. 社会福祉協議会(社協)とは、社会資源ネットワークを持っていて、福祉問題全般の相談ができる
  2. 社会福祉協議会の役割は、福祉に関する相談事・福祉サービスの評価・ボランティア活動のサポートなど
  3. 社会福祉協議会の取り扱うボランティア保険は、ボランティア活動に特化した保険。一般の損害保険会社では取り扱っていない
  4. 社会福祉協議会は、低所得者や高齢者、障がい者、突然のことで生活が一時的に困難になった方への貸付事業も行っている

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